2026年4月27日、港区高輪にある高層オフィスビルのエントランスをくぐったとき、僕は思わず立ち止まりました。エレベーターで上階の応接室へ向かい、担当者からの言葉を受けながら内定承諾書にサインしたあの瞬間——法学部2年次に「刑事政策」でXX(不合格・0点換算)を取り、GPAが急落したあの日から、まるで別の世界にいるようでした。
この記事は、XX評価からV字回復を果たして総合商社・大手生命保険への内々定を掴んだ実録です。「もうGPAが回復しないかもしれない」と思っていた時期があったからこそ、リアルな数字と戦略を余すところなく書き記しておきたいと思います。
① XX評価がGPAを壊す「計算上の仕組み」を理解する
法学部2年次の後期、刑事政策の試験で予想外の出来事が起きました。授業自体には毎回出席していたにも関わらず、期末試験の採点基準が例年より厳格だったらしく、気づいたら成績はXX(不合格)。このサイトのGPA計算機でも実装されている通り、青学のGPA計算ではXXは「分母に算入されながら分子への貢献はゼロ」という最悪の処理がされます。
AA(4.0)×6単位+A(3.0)×6単位=GP合計42点、分母12単位
→ GPA = 42 ÷ 12 = 3.50
そこにXX(0点)×2単位が加わると……
GP合計42点(変わらず)、分母14単位
→ GPA = 42 ÷ 14 = 3.00(0.50ポイント急落)
2単位のXX一発で、AAを2科目取った努力が帳消しになります。刑事政策は2単位科目でしたが、これがGPAに与えたダメージは想像以上に大きかった。
このシミュレーションを実際に確認できるのが、このサイトのGPA計算機です。全科目をXX/X含めて入力すると、青学公式基準での正確なGPAが算出されます。「なんとなく低い気がする」という感覚を数値に変えることが、V字回復の第一歩です。
② V字回復に向けた「再履修の優先順位」——法学部で実践した順番
刑事政策のXXを受けた翌学期、僕は戦略を立て直しました。法学部の場合、重量級の必修科目(刑事訴訟法・税法A・労働法C・都市計画法・国際取引法A等)が3〜4年次に集中するため、XX科目の再履修は早ければ早いほど分母の重荷が軽くなります。
僕が刑事政策を再履修した際に意識したのは「AAを狙わず確実にAを取る」ことです。一度落とした科目は授業の流れを知っているため、出席を欠かさず、リアクションペーパーを毎回3文以上書き、試験は基本論点を押さえた答案を書く——この方針でAを取得し、XXが分母に入った時のダメージをAの加点で吸収しました。