法政大学のGPA計算式|12段階のGP換算表と、GPAに入らない「F」
合格10段階のGP換算は、89点と90点、59点と60点の境目で0.7、80点・70点の境目で0.4変わります。1点差でGPAが動く計算例と、他大学と違ってGPAに入らない法政の「F」を解説します。
※ 卒業要件単位数は入学年度・学科によって変更される場合があります。正式な数値は必ず所属学部の履修要項でご確認ください。
法政大学の成績評価は、S・A+・A・A-・B+・B・B-・C+・C・C-・Dの11段階(2019年度からの現行基準)に、未受験・採点不能を意味するEを加えた計12区分で運用されています。S〜C-までが合格、D・Eが不合格です。他大学に多い「A/B/C/D」の4段階と違い、法政は0.1〜0.3刻みの細かいGP(グレードポイント)を採用しているのが特徴です。
| 評価 | 素点 | GP(グレードポイント) | 意味・特徴 |
|---|---|---|---|
| S | 100〜90点 | 4.0 | 最高評価。商社・外資系でアピールできるライン |
| A+ | 89〜87点 | 3.3 | Sに次ぐ高評価。0.3刻みの中間評価がある点が法政の特徴 |
| A | 86〜83点 | 3.0 | 良い評価。複数科目でS・A+との組み合わせが理想 |
| A- | 82〜80点 | 2.7 | Aにわずかに届かなかった評価 |
| B+ | 79〜77点 | 2.3 | 可の上位帯 |
| B | 76〜73点 | 2.0 | GPAを下げる主因になりやすい「沈黙の足かせ」 |
| B- | 72〜70点 | 1.7 | 可の下位帯 |
| C+ | 69〜67点 | 1.3 | 合格最低ラインに近い評価 |
| C | 66〜63点 | 1.0 | 合格ライン中間。GPAに大きなダメージを与える |
| C- | 62〜60点 | 0.7 | 合格最低ライン。ここを1点下回ると不合格のDになる |
| D | 59〜0点 | 0.0 | 不合格。分母にも算入されGPAを直撃する |
| E | 未受験・採点不能 | 0.0 | 不合格扱い。登録したまま放置した科目もこれに該当し、Dと同様に分母算入される |
| P / F・RR / RS | ― | 対象外 | 合否のみの科目(P/F)、単位認定科目(RR/RS)。GPA計算には一切影響しない |
法政大学のGPAで最も注意すべきは、C-(60点)とD(59点以下)の間にある1点の壁です。GPは0.7から0.0へと一気に落ち込むだけでなく、法政大学学則で定められた算出式「GPA=Σ(各科目のGP×単位数)÷履修科目の総単位数」の分母にも、この不合格科目の単位数がそのまま計上されます。つまり60点を割った瞬間、その科目はGPAの分子に0点を積み増しながら、分母だけを膨らませる二重のマイナス要因になります。E評価(未受験・採点不能)も同じ扱いで、履修登録したまま出席しなかった科目や、取消手続きを忘れた科目がここに該当します。学期途中の科目登録取消期間を逃さず活用することが、法政生のGPA防衛における最重要ポイントです。一方で、P(合格)・F(不合格)の記号で評価される合否判定のみの科目や、他大学での修得単位認定(RR)・留学による外国大学の修得単位認定(RS)は、法政大学学則の規定によりGP付与・GPA算入のいずれも行われません。留学で取得した単位は卒業要件には算入されますが、GPAには一切影響しないという制度は、交換留学を検討している学生にとって特に重要な知識です。このツールは法政大学公式の算出方法に完全準拠し、D・Eの分母算入とP/F・RR/RSの除外を正確に処理します。
法政大学のGPAは全学共通の式で計算しますが、その数字が何に影響するかは学部によって違います。理工学部と生命科学部では、前年度までの累積GPAが基準以上だと年間の履修上限が49単位から60単位に広がります。法学部の上限はGPAでは変わらず、落とした単位の分だけ上乗せできます(合計48単位まで)。全学共通の基準としては、早期卒業に通算GPA3.0以上、派遣留学の応募にGPA2.30以上が求められます。
| 学部 | 主なルール | GPAの基準 |
|---|---|---|
| 法学部 | 年間上限は1・2年次42単位、3・4年次44単位(学期ごとの上限なし) | 早期卒業の申請に2年次終了時の累積GPA3.0以上 |
| 理工学部 | 年間上限49単位、学期ごとの上限30単位 | 累積GPA3.0以上で年間60単位 |
| 生命科学部 | 年間上限49単位、学期ごとの上限30単位 | 累積GPA3.5以上で年間60単位 |
学部別の詳しい比較と試算、出典は法政大学の学部別ルールとGPAで解説しています。正式な条件は必ず自分の入学年度の履修要項・募集要項で確認してください。
法政大学の早期卒業は、GPAだけでなくA-以上の評価が9割という条件もあります。上の計算機に入れた成績から、早期卒業・履修上限の拡大・派遣留学の基準まであとどれくらいかを出します。
上の計算機に成績を入力すると、ここに基準との差が表示されます。
| 基準 | 何の基準か(出典) | あなたの成績では |
|---|---|---|
| 3.00 | 早期卒業:全学基準の通算GPA(法学部は2年次終了時の累積GPA3.0以上が申請条件)早期卒業制度運用方針、法学部「早期卒業申請について」(2025年3月10日) | — |
| 3.00 | 理工学部:前年度までの累積GPAで年間履修上限が49単位から60単位に学務課「年間履修上限単位数について(補足説明)」(2026年4月) | — |
| 3.50 | 生命科学部:前年度までの累積GPAで年間履修上限が49単位から60単位に同上 | — |
| 2.30 | 派遣留学(2027年度秋学期)の応募資格グローバル教育センター「2027年度秋学期派遣留学生募集」 | — |
| 90% | A-以上(80点以上)の評価の割合(早期卒業の全学基準)規定は「卒業所要単位のうち9割以上」で、RR・RS・PはA-以上に含めない。ここでは入力した合格科目に占める割合で概算(大学院進学時は8割・GPA2.7まで緩和される場合あり) | — |
法政ではC-の0.7とDの0.0の間に段差があり、1点の差でその科目のGPが0になります。分母の単位数は変わらないまま、分子だけが1.4減る計算です。
いまのGPAから:—
表示はGPAの数字だけを比べたものです。修得単位数・在籍年次・面接・家計基準など、GPA以外の条件は含みません。
数字は入学年度や募集年度で変わります。根拠と学部別の詳しい比較は法政大学の学部別ルールとGPAにまとめています。
上の入力欄に成績評価と単位数を入れると、GPAがすぐに計算されます。法政はS・A+・A・A-のように+/-つきの12区分なので、成績通知書の記号をそのまま選んでください。D(不合格)とE(未受験)は0点で分母に入り、P/FやRR/RSの科目は計算から外れます。学部・学科を選ぶと卒業要件との差も確認できます。入力内容はこのブラウザにだけ保存されます。
※以下のコラムは運営者(青山学院大学在学中)の実体験に基づく内容で、必ずしも法政大学に特化した内容ではありません。
合格10段階のGP換算は、89点と90点、59点と60点の境目で0.7、80点・70点の境目で0.4変わります。1点差でGPAが動く計算例と、他大学と違ってGPAに入らない法政の「F」を解説します。
法政大学のGPA算出式は全学共通でも、履修上限や進級条件は学部ごとに違います。法学部・理工学部・生命科学部の2026年度資料と、早期卒業・派遣留学のGPA基準を比較し、D・Eが何科目まで許されるかを試算しました。
GPAが就活でどこまで重視されるかは業界・職種で異なります。外資系コンサル・投資銀行、総合商社・大手金融、公認会計士・監査法人、公務員試験について、公式資料で確かめられることと、目安として語られているだけの数字を分けて整理します。
27卒・現役の商社志望学生として就職活動に取り組む中で、正確なGPA管理の重要性を痛感し本サイトを開発。法政の複雑な卒業要件(学部・学科別・D/E分母算入ルール等)に完全対応した、現役生による現役生のためのツールです。